深沢幸雄の銅版画人生のひとつのターニングポイントとなった“メキシコとの出会い”に焦点を当てた作品をご紹介いたします。
深沢は、1954年から銅版画制作を始め、初期作品はモノクロームを基調とした繊細なタッチで、小品のものがほとんどでしたが、1963年に銅版画指導のために訪れたメキシコとの出会いが深沢に大きな衝撃を与えました。そこから、色彩は鮮やかになり、版が大型化し、銅板を大胆に切り抜く方法なども加わり、力強い作風へと変化しました。今回は、1965年~1972年に制作された作品20点を展示いたします。
深沢は、1954年から銅版画制作を始め、初期作品はモノクロームを基調とした繊細なタッチで、小品のものがほとんどでしたが、1963年に銅版画指導のために訪れたメキシコとの出会いが深沢に大きな衝撃を与えました。そこから、色彩は鮮やかになり、版が大型化し、銅板を大胆に切り抜く方法なども加わり、力強い作風へと変化しました。今回は、1965年~1972年に制作された作品20点を展示いたします。