About

市原湖畔美術館について

市原湖畔美術館は、千葉県一の貯水面積を誇る高滝湖を望む、自然豊かな美術館です。

1995年に開館した観光・文化施設「市原市水と彫刻の丘」のリニューアルにより、市原市の市制施行50周年を記念して2013年に誕生しました。

首都圏から車で約1時間というアクセス、高滝湖畔という絶好のロケーションを生かし、アートだけでなくさまざまなアクティヴィティを屋内外で楽しめる「首都圏のオアシス」を目指しています。

①現代アートを中心とした企画展、②地域・子どもに開かれたワークショップ、③外に向かって展開するコミュニティ活動を通して、市原市が掲げる「アートによる地域づくり」の中核を担うユニークな美術館として活動しています。

コンセプト

市原湖畔美術館は、5つのコンセプトのもとに展覧会やイベントを企画しています。

  • 1.「世界をどう把握するか」というテーマを背景にした企画
  • 2.海外のアーティストの招聘や文化機関との協働による、国際性を持った企画
  • 3.新しい表現やアートの提示を試みた企画
  • 4.地域に根ざした企画
  • 5.子どもも楽しめる企画
企画展について

5つのコンセプトのもと、美術・建築・デザインから音楽や民俗学まで、幅広いジャンルの多彩な展覧会を開催しています。
常設展について

戦後銅版画の第一人者であり、市原市名誉市民でもある深沢幸雄の作品を中心とした常設展を開催しています。
子ども絵画展について

市原市の小学生、未就学児から公募する「市原湖畔美術館子ども絵画展」を毎年開催しています。第一線のアーティストやデザイナーが会場構成するユニークな展覧会です。
ワークショップ・イベントについて

「晴れたら市原、行こう」をキャッチフレーズに、湖畔の環境を活かしたピクニックやワークショップを開催しています。
「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス」との連携

市原市の美しい里山を舞台に、3年に一度開催される「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス」の中核施設として、芸術祭と連動した展覧会やイベントを開催しています。

館長からのメッセージ

市原湖畔美術館は房総の里山にある人造湖のほとりにたたずむ小さな美術館です。

「里山の地に足でしっかり立ち、眼は広く世界を眺める」をこころざしとして活動しています。また、地域に根差し、子どもたちにとって楽しい、新鮮な体験ができる、首都圏のオアシスでもあるように運営していきたいと思っています。ハイキング気分でおいでください。

市原湖畔美術館 館長

北川フラム FRAM KITAGAWA

プロフィール

北川フラム

1946年新潟県生まれ。ガウディ・ブームの下地をつくった「アントニ・ガウディ展」、全国88校を巡回した「子どものための版画展」、全国194か所38万人が来場した「アパルトヘイト否!国際美術展」、米軍基地跡地をアートの街に変えた「ファーレ立川アートプロジェクト」等をプロデュース。「房総里山芸術祭いちはらアート×ミックス」、「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」、「瀬戸内国際芸術祭」等の総合ディレクターをつとめる。

建築について

市原湖畔美術館は1995年にオープンした観光・文化施設「水と彫刻の丘」のリノベーションにより2013年に誕生しました。当時はめずらしかったリノベーションのプロポーザルコンペを実施(審査委員長:伊東豊雄)、231件の応募の中から有設計室(現・カワグチテイ建築計画)が選ばれました。

既存建物の仕上材をすべて剥がしてコンクリートの構造体だけを残し、そこにアートウォールと名付けたスチール折板の新しい壁を縫うように挿入して、展示室やラウンジ、ホールなどをつくりだしています。もとあったスロープや階段による回遊性の高いユニークな骨格を生かし、建物内外を連続的に巡りながら、古いものと新しいもの、アート作品や様々なアクティヴィティ、湖や緑の豊かな周辺環境など、さまざまなものを一体となって体験できる美術館となっています。

建築概要

建築概要
構造鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地上1階、地下1階
敷地面積11,283.51㎡
建築面積1,404.43㎡
延床面積1,799.11㎡(地下1階569.80㎡/1階1,220.33㎡/屋階8.98㎡)
展示室面積
常設展示室88.16㎡(1階)
企画展示室1201.72㎡(1階)
企画展示室275.15㎡(1階)
企画展示室3142.14㎡(地下1階)
その他施設
多目的ホール73.67㎡(1階)
情報ラウンジ79.89㎡(1階)
エントランス兼ミュージアムショップ34.29㎡(1階)
収蔵庫48.29㎡(1階)
カフェレストラン66.38㎡(別棟)
駐車場
77台収容可(第1駐車場13台、第2駐車場22台、第3駐車場42台)

受賞

2015年日本建築学会作品選集 新人賞

第21回千葉県建築文化賞 最優秀賞

改修設計

カワグチテイ建築計画/川口有子+鄭仁愉

プロフィール

カワグチテイ建築計画/川口有子+鄭仁愉

カワグチテイ建築計画は川口有子(かわぐち・なおこ)と鄭仁愉(てい・じんゆ)の2名の建築家による一級建築士事務所です。

2006年に創業(名称:有設計室), 2014年より法人化に伴い「株式会社カワグチテイ建築計画」と改称し, 住宅,医療福祉施設,リノベーション,公共施設まで幅広い分野に活動を広げている。

代表作品は,「市原湖畔美術館」「美波町医療保健センター」など。

美術館外観
美術館外観
情報ラウンジ
アートウォール
ホール
企画展示室
企画展示室
ルーフテラス

ロゴとサインについて

立地と景観の良さを伝えるロゴマーク

自然環境に恵まれた高滝湖の湖畔に建つ美術館。シンプルな直線で描かれた水面をイメージしたシンボルマークによってその魅力を表現しています。

敷地全体を点でつなぐサイン

内部にいても外部のような設えの館内。ラフな素材感を生かした設計が引立つよう、ロゴマークと同様のピクセル状のグラフィックをベースにしたサインを館内に展開。ピクセルの集積によってできた文字群とピクトグラムや点線によって場と場をつなぐ誘導サインなど、敷地全体を小さな点でつないでいくことで全体をまとめています。

受賞

One Show Identity Design Gold Pencil

2014年度ADC賞

第18回CSデザイン賞 グランプリ

第48回SDA賞 サインデザイン優秀賞

デザインディレクション

色部義昭/日本デザインセンター

プロフィール

色部義昭/日本デザインセンター

1974年千葉県生まれ。東京藝術大学大学院修士課程修了。

株式会社日本デザインセンター取締役。同社内にて色部デザイン研究所を主宰。

Osaka MetroのCI、国立公園ブランディング、須賀川市民交流センターtetteのVIとサイン計画、naturaglacéのパッケージデザインなど、グラフィックデザインをベースに平面から立体、空間まで幅広くデザインを展開。亀倉雄策賞やADC賞など国内外のデザイン賞を受賞。

AGI(国際グラフィック連盟)メンバー、東京ADC会員。

ロゴデザイン
ピクトグラム
館内サイン
館内サイン
《Watermark》色部義昭+アートフロントギャラリー, 2013
《Watermark(部分)》色部義昭+アートフロントギャラリー, 2013

恒久作品について

市原湖畔美術館には、建築と一体となったアート作品や、自然や景観を活かしたアート作品が展開しています。

《Watermark》色部義昭+アートフロントギャラリー, 2013
《Toy Soldier》KOSUGE1-16, 2013
《Lost Windows》クワクボリョウタ, 2013
《星ぶどう》木村崇人, 2013
《Heigh-Ho》KOSUGE1-16, 2013
《MUSEUM-STAIRS/ROOF OF NEEDLES & PINS》Acconci Studio, 2013
藤原式揚水機(展望塔)
《Warp》鈴木ヒラク, 2017