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23年度第1回深沢幸雄と見るダンテの世界

2023.04.06.Thu.

- 2023.06.25.Sun.

当館常設展示室では、日本を代表する銅版画家であり、市原市名誉市民である深沢幸雄の作品を主に、市原市にゆかりのある作家の作品を、年に4回の展示替えを行い、紹介しています。
深沢の媒酌人であった詩人・川路柳虹(かわじ りゅうこう)から勧められ読んだダンテの『神曲』〈地獄篇〉は、様々な罪で地獄へ落ちた者たちのおぞましい世界を描いたもので、それを深沢は形象化し、版に刻みました。1954年から、完全なる独学で銅版画を制作してきた深沢ですが、この『神曲』シリーズ内の作品で日本版画協会賞を受賞し、以降、相次いで受賞を重ね、銅版画界の若き旗手に躍り出ました。本展は、深沢幸雄のダンテ『神曲』〈地獄篇〉シリーズ9点と初期作品、あわせて22点の作品をご紹介します。

画像:ダンテ『神曲』<地獄篇>より《チェルベロ》/深沢幸雄 1957年

プロフィール

基本情報

開館時間平日/10:00~17:00、土曜・祝前日/9:30~19:00、日曜・祝日/9:30~18:00(最終入館は閉館時間の30分前まで)
休館日毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
入館料企画展のチケットで、同日に限り、常設展示もご覧いただけます。
※ただし4/6(木)~4/14(金)は、企画展示入れ替え期間のため、常設展示のみの開催となります。(入館料:一般:200(160)円、大高生・シニア(65歳以上):100(80)円、中学生以下無料)