本城直季 (un)real utopia

2020.11.07.Sat.

- 2021.01.08.Fri.

大判カメラのアオリを利用して、都市の姿をジオラマのように撮影する独特の表現で知られる写真家・本城直季。
まるでミニチュアの世界のような感覚を想起させる作品は、この世界の実在と虚構を問いかけます。同時に、“まち”や“ひと”を被写体とした作品からは、人間の営みへの作家の温かく愛おしげな眼差しを感じることもできるでしょう。
本展は、2006年に第32回木村伊兵衛写真賞を受賞した「small planet」シリーズをはじめ、アフリカのサバンナを切り取った初公開シリーズ「kenya」や、住宅街の路地裏で長時間露光によって撮影された「LIGHT HOUSE」など約150点の作品を紹介。本城直季初の大規模個展として、これまでの仕事を通覧します。
加えて本展では、市原市を被写体とした本展のための特別な撮り下ろし作品も展示。写真家・本城直季の目を通して見る自らの“まち”の不思議をぜひご堪能ください。

見どころ

small planet / Tokyo, Japan / 2005

初の大規模個展、これまでの作品シリーズを一挙公開

都市のみならず、学校、公園、工業地帯、森、サバンナなど、本城直季の眼差しは様々な場所へ向けられてきました。アオリを利用した独自の技法を生み出すまでの試行期の作品から、第32回木村伊兵衛写真賞受賞の「small planet」シリーズ、また、そこから派生した数々のユニークなシリーズを紹介。本城直季これまでの仕事を通覧します。

small planet / Nakayama Racecourse, Chiba, Japan / 2005 Naoki Honjo

industry / open pit mining, Fukuoka / 2008 Naoki Honjo

「kenya」、「industry」、「tohoku 311」シリーズ作品の初公開

アフリカのサバンナを捉えた「kenya」、普段みることができない工業地帯を空から覗いた「industry」、東日本大震災発生から3カ月、思わずヘリコプターで向かい撮り下ろした「tohoku 311」。これまでまとまって公開されることがなかったこれらのシリーズ作品を初めて公開します。

kenya / giraffe / 2008 Naoki Honjo

Ichihara, Japan / 2020 Naoki Honjo

開催美術館の“まち”を撮り下ろした作品も

街や人の営みを撮り続ける本城さんならではの新しい試みとして、各開催美術館の街を撮り下ろした特別な作品を制作します。街や人と関わる制作姿勢と、本城さんの目を通して生まれる、その街だけの姿をぜひご堪能ください。

Ichihara, Japan / 2020 Naoki Honjo

プロフィール

本城直季[1978-]

(ほんじょうなおき)1978年、東京都出身。東京工芸大学院芸術研究科メディアアート修了。2006年に実在の風景を独特のジオラマ写真のように撮影した写真集『small planet』(リトルモア刊)で木村伊兵衛賞を受賞。近年は、作品制作を続ける傍ら、全日空の機内誌「翼の王国」で連載するなど、幅広く活躍。主な展覧会に「plastic nature」nap gallery(東京, 2015)、「東京 l Tokyo」キャノンギャラリーS(東京, 2016)など。主なパブリックコレクションに、東京都写真美術館(東京)、ヒューストン美術館(テキサス,アメリカ)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク,アメリカ)など。

基本情報

会期2020年 11月7日(土)~ 2021年1月8日(金)
開催時間平日/10:00~17:00、土曜・休前日/9:30~19:00、日曜・休日/9:30~18:00
(最終入館は閉館時間の30分前まで)
休館日毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始 [12.28(月)~1.4(月)]
料金一般:800 円(700 円)、65 歳以上の方・大高生:600 円(500 円)
()内は20 名以上の団体料金。
中学生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方とその介添者(1 名)は無料。
主催市原湖畔美術館 [ 指定管理者:(株)アートフロントギャラリー ]、朝日新聞社
協賛株式会社サンエムカラー
協力株式会社フレームマン、nap gallery
展覧会公式HPhttps://honjonaoki.exhibit.jp

ワークショップ・イベント

ワークショップ

本城直季の写真に写る日

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イベント

「本城直季 (un)real utopia」オープニングセレモニー&記念トーク

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カタログ

これまでのシリーズをすべて網羅し一冊にまとめた図録です。見開くとちょうど4×5と同比率になる判型で、画面いっぱいに広がる本城直季の世界をお楽しみください。
寄稿者:
飯沢耕太郎(写真評論家)
藤森照信(建築史家、建築家)
ポール・スミス(ファッションデザイナー)
武内厚子(東京都写真美術館 学芸員)
※開催地のための撮り下ろし作品は収録されていません。
仕様:A4変形 293*183mm
価格:3,300円

Blog

2021.01.11レポート本城直季 (un)real utopia 展覧会

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2020.11.25レポート本城直季 (un)real utopia オープニング記念トーク

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2020.11.23レポート本城直季の写真に写る日

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