JP EN

2021年度第3回深沢幸雄/髙橋甲子男/鶴岡洋 版画展

2021.10.02.Sat.

- 2021.12.26.Sun.

本展では、市原市ゆかりの三作家、深沢幸雄・高橋甲子男・鶴岡洋の銅版画作品を展示いたします。銅版画は、版画の中でも歴史が古く、1400年なかば頃から銅版での凹版画が登場したとされています。それから600年以上たった今では、銅版画の手法も様々で、表現の幅も広がっています。市原市が誇る三作家の、銅版画の魅力たっぷりの本展をぜひご覧ください。

見どころ

(左)髙橋甲子男《松林》/2009年 (中央)深沢幸雄《闖入者》/1967年 (右)鶴岡洋《Profile of Cosmos 2004-C》/2004年

プロフィール

深沢幸雄[1924-2017]

山梨県生まれ。東京美術学校を卒業後、市原市にアトリエを構えて創作活動を続ける。
卓越した銅版画の技法を駆使した詩情あふれる深沢独自の作品は、国内外で高い評価を得ている。また、銅版画家として活躍する一方、日本版画協会理事長や多摩美術大学教授を歴任し、若手作家の育成にも力を注いだ。

髙橋甲子男[1935ー]

千葉県市原市生まれ。 武蔵野美術大学卒業後、既成団体に所属せずアンデパンダン展に出品。個展を中心に前衛的作家を扱っていたサトウ画廊等で発表し、一貫して現代美術を追求し続ける。 時代と共に変貌しながら、タブロー制作に併行して版画(銅版画・シルクスクリーン画)や、立体作品も製作する。 近年では、ミニマリズムから、アニミズム的な傾向の作品になってきており、山、森の中をテーマに瀧を描く。

鶴岡洋[1941ー]

千葉県市原市生まれ。1962年に千葉大学卒業後、市原市内中学校に勤務し、1966年より日本版画協会展、国画会展に出品。千葉県造形美術研究会会長。2002年には作品集「芸術と教育の狭間で」刊行。

基本情報

開館時間平日/10:00~17:00、土曜・祝前日/9:30~19:00、日曜・祝日/9:30~18:00(最終入館は閉館時間の30分前まで)
休館日毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
入館料企画展のチケットで、同日に限り、常設展示もご覧いただけます。
※ただし10/2(土)~15(金)は、企画展示入れ替え期間のため、常設展示のみの開催となります。(入館料:一般:200円 大高生・シニア(65歳以上):100円 ※中学生以下無料)

企画展