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次回開催

第12回市原湖畔美術館子ども絵画展「きみにとって うつくしいって なにかなぁ?」

2025.02.01.Sat.

- 2025.03.02.Sun.

第12回となる「市原湖畔美術館子ども絵画展」。ゲストアーティストに絵本作家・荒井良二さんを迎え、’’うつくしいってなに?’’をテーマに、市原市内の子どもたちから募集した作品を展示いたします。
「うつくしい」ってなんでしょう?それは、「きれい」ということ?「かわいい」ということ?きみが見た景色?まだ見たことがない景色?知っている人?大切にしているモノ?経験したコト?——本展は、約300点の子どもたちの作品と荒井良二が紡ぐ、「うつくしい」の物語です。また、荒井さんと詩人・最果タヒさんとの共著『うつくしいってなに?』(2024年7月刊行/小学館)の原画全点も特別公開いたします。みなさまのご来場をお待ちしております。

見どころ

《What is beautiful to you?》2024年 ⒸArai Ryoji

約300 点の子どもたちの作品と荒井良二のコラボレーション

市原湖畔美術館では 2013 年の開館以来、毎年、市原市内の幼稚園、保育園、小学校から絵を公募し、「市原湖畔美術館子ども絵画展」を開催してきました。第一線のアーティストが審査にあたり、美術館を会場に子どもたちの絵とコラボレーションする、このユニークな展覧会は、年々評価を高めています。
第12 回目となる本展は、ゲストアーティストに絵本作家・荒井良二さんを迎え、「うつくしいってなに?」をテーマに開催します。集まった約2200 点の作品から荒井さんと当館館長、北川フラムが選出した約300 点の子どもたちの作品が、荒井良二さんの絵や言葉とともに展示されます。

「うつくしい」とは何かを問いかける展示

本展では、子どもたちが自身の作品につけた題名を荒井良二さんが丁寧にひろいあげ、それらの言葉を「絵」と離れた場所に展示します。言葉から絵を想像し、絵から言葉を想像しながら、子どもから大人まで、ひとりひとりが「うつくしい」を考える場をつくりだします。

絵本『うつくしいってなに?』(2024 年7 月刊行/小学館)

絵本『うつくしいってなに?』原画全点を特別公開

昨年夏に刊行された、荒井さんと詩人・最果タヒさんとの共著『うつくしいってなに?』(2024 年7 月刊行/小学館)の原画全20 点を特別公開いたします。また、絵本の題字や色校などの貴重な印刷原稿も公開し、荒井良二さんの絵本がつくられるまでのプロセスをご覧いただけます。

プロフィール

荒井良二(あらい・りょうじ)[絵本作家]

1956年 山形県生まれ。「たいようオルガン」でJBBY賞を、「あさになったのでまどをあけますよ」で産経児童出版文化賞・大賞を、「きょうはそらにまるいつき」で日本絵本大賞を受賞するほか、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得ています。2018年まで「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」の芸術監督をつとめ、現在は「newborn 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった」展を全国の美術館で巡回中です。

基本情報

開館時間平日/10:00~17:00、土曜・祝前日/9:30~19:00、日曜・祝日/9:30~18:00(最終入館は閉館時間の30分前まで)
休館日毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
料金一般:500(400)円 / 大高生・65 歳以上:400( 300 )円 /中学生以下無料
*()内は 20 名以上の団体料金。
*障がい者手帳をお持ちの方(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)とその介添者(1 名)は無料
主催市原市、市原湖畔美術館
協賛株式会社中川ケミカル
後援市原市教育委員会、市原市小学校長会、市原市私立幼稚園協会、市原ぞうの国、株式会社バンブーフォレスト、小湊鐵道株式会社、シティライフ株式会社、高滝湖観光企業組合、千葉日報社、南いちはら応援団新聞 伝心柱
ゲストアーティスト荒井良二(絵本作家)