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リサーチ資料・ドローイング等※竹内公太撮影(2025年12月15日)

特別コラム(全 3 回):暗闇をくぐってみたら Part1 竹内公太展「のののののまつり」

レポート2026.04.30
市原湖畔美術館では、5 月 1 日より 暗闇をくぐってみたら Part1 竹内公太展「のののののまつり」を開催します。
本コラムでは竹内公太の約 4 ヶ月に渡る市原市での”滞在の記録”を手がかりに全 3 回にわたり、制作の背景やプロセスを辿ります。

第 1 回は、その出発点について

リサーチを行う竹内公太(2025年12月)

「のののののまつり」というタイトルを見て、すぐに意味が思い浮かぶ方は多くないかもしれません。やわらかく開かれている一方で、どこか捉えきれない感触が残ります。竹内は、滞在期間の初期から地域に残る石造物の調査を起点にリサーチを進め、同時に「暗闇をくぐってみたら」や「異世界(のような体験)」といった劇場型の連続個展としてのテーマにも向き合う必要がありました。

ひとりの中で行き来するもの

※竹内公太撮影(2025年12月22日)

竹内は”滞在の記録”の中で、現実の場所を調べながら、それとは異なる感覚をどのように立ち上げるのか。その方法について「答えが分からないまま進めていた」と語っています。現実を確かめようとする視点と、そこから離れようとする視点が、ひとりの中で静かに行き来しているようにも感じられます。その中で始まったのが、太陽や月の撮影でした。

「世界」を見るということ

※竹内公太撮影左:2025年12月26日撮影、中:2026年1月16日撮影、右:2026年1月31日撮影

「“世界”を扱うなら、まずそれを見る必要があると思った」として、早朝や深夜に観察が続けられました。「のののののまつり」という言葉もこのリサーチから生まれてゆきます。第 2 回目のコラムでは、こうした試行錯誤がどのように重なり、かたちになっていったのかを辿ります。

おまけ

※竹内公太撮影

竹内さんの滞在の記録の中には、市原の各所で撮影されたラーメンの写真も。長時間の撮影や移動が続く中で、「疲れを癒し活力を取り戻すため、ラーメンを食べる日が増えた」と記しています。地元の皆さまはどこのラーメン屋さんのラーメンなのかお分かりいただけるかもしれません。

基本情報

暗闇をくぐってみたら Part1 竹内公太展「のののののまつり」会期:2026年5月1日(金)~6月28日(日)

開館時間
平日/10:00 〜 17:00 土曜・祝前日/9:30 〜 19:00 日曜・祝日/9:30 〜 18:00
最終入館は閉館時間 30 分前まで
休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)
料金 一般:800 ( 600 )円 / 大高生・65 歳以上:600( 400 )円
*()内は 20 名以上の団体料金。
*中学生以下無料・障がい者手帳をお持ちの方(または障害者手帳アプリ「ミライロID 」提示)とその介添者(1 名)は無料
主催 市原湖畔美術館[指定管理者:(株)アートフロントギャラリー]