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「アーティストのパワーの源って何だろう」vol.1

レポート2021.08.15
8月14日、小雨の降る中、「アーティストのパワーの源ってなんだろう」Vol,1(講師:柳建太郎)を開催しました。参加者は6歳から14歳まで約20名。柳さんの「パワーの源」を聞いて、ガラスの小物作りをしました。

柳さんの赤ちゃんのころの写真や小学校時代の写真がスライドで流されました。そのころはとても無口な少年で、当時の呼び名は「口無しケンちゃん」だったとか。現在の柳さんのバイタリティ溢れる姿からは想像もできませんね。そんな少年時代を過ごした柳さん。美術館でガラスの展覧会を見て、ガラスの道に入ったそうです。

現在までの柳さんの作品がスライドで流れると、子どもたちはキラキラした目で作品に見とれていました。柳さんの作品は、InstagramFacebookでも見ることができます。

漁師の柳さん

柳さんは、ガラス作家として活動する傍ら、1年の半分は、印旛沼で漁師として仕事をしています。漁師として舟を操る中、家族との何気ない会話。そんな中から作品のアイデアに繋がるヒントが浮かぶこともあるそうです。漁師とガラス作家。まるで違う世界のようですが、2足の草鞋を両立できちゃう柳さん、かっこいいですね。

小休憩のあと、子どもたちの脇の机に、宝石箱をひっくり返したように、沢山のガラスのパーツが広げられました。どうやらここから好きなパーツを選んで組み合わせるようです。
パーツを取るための紙皿が渡され、子どもたちは、一列に並んで、パーツを選んでいきます。
ガラスの板や、ビーズ、髪の毛みたいに細いパーツもあります。どれも素敵で、選ぶのに時間がかかってます。

パーツを選んで机に戻り、組み合わせてみます。顔だったり、犬だったり、お家だったり。子どもたちの想像力に、柳さんは興味津々の様子でした。
もう少し形を削りたい、ガラスをカットしたいなどのリクエストもあり、補助スタッフの2人がサポートして、思い通りの形に加工することもできました。
ガラスのパーツは専用の糊を使って、仮止めして終了。

その後、子どもたちから、沢山の感想をいただきました。
「はじめてガラスをやったけど、楽しかったです」
「むずかしかったけど、とても楽しかったです」
そんな感想を聞き、ニコニコで返す柳さん。マスクの端から見える笑顔が印象的でした。

窯入れの様子

この後、ガラスは柳さんのアトリエにて、窯に入れて完成、皆さんにお渡しするのは2,3週間後になるそうです。
お楽しみに!

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