企画展「更級日記考―女性たちの、想像の部屋」関連イベント

スペシャルトーク 更級⽇記考―⽂学少⼥の想像の部屋

 

 

※当日、無料送迎バス(市原鶴舞バスターミナル⇔市原湖畔美術館)の運行がございます。東京駅、横浜駅よりお越しの場合、ぜひご利用になってください。詳細はこちらから。

 

 

「更級日記」は、今から1000年前の平安時代中期に書かれた、菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)の回想録です。冒頭は、著者が13歳のときからはじまり、宮仕えや結婚を経て、夫との死別までの約40年に及ぶ女性の半生が歌とともに綴られています。特に、源氏物語への強いあこがれを綴る少女時代の描写が特徴的で、現実世界の暮らしに一喜一憂しながらも、物語世界への夢を抱く世界観は、1000年たった現代でも共感を呼び、「日記」という表現の面白さを伝えています。

当イベントでは、現在も継続して刊行中の『池澤夏樹=個人編集 日本文学全集』(河出書房新社刊)の「更級日記」の現代語訳を担当した江國 香織さん、「源氏物語」の現代語訳を担当している角田 光代さんをゲストに迎え、現代の世の中からみる「更級日記」の魅力、女性の日記的表現について語り合っていただきます。

【内容】
日 時:6 ⽉30 ⽇(⽇)13:30-15:30
場 所:市原湖畔美術館 多⽬的ホール
ゲスト:江國 ⾹織、⾓⽥ 光代

ナビゲーター:五所 純⼦
参加費:⼀般:2,500 円/⼤⾼⽣・シニア:2,300 円
中学⽣以下・障害者⼿帳をお持ちの⽅とその介添者(1 名まで):1,700 円
※⼊館料込。当⽇、受付でお⽀払いください。
定 員:70 名(先着順、事前予約制)

お申込みはこちらから

当日、市原鶴舞バスターミナル⇔市原湖畔美術館間で無料送迎バスの運行がございます。

こちらからご確認ください。

 

【ゲスト】

江國 香織

1964年、東京都生まれ。目白学園女子短期大学国語 国文学科卒業。アテネ・フランセを経てデラウェア大学に留学。1987年「草之丞の話」で小さな童話大賞、89年「409ラドクリフ」でフェミナ賞、92年『こうばしい日々』で坪田譲治文学賞、同年『きらきらひかる』で紫式部文学賞、99年『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、07年『がらくた』で島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞、12年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞を受賞。最新刊『彼女たちの場合は』。絵本の翻訳も多数手がけている。

江國 香織  写真=高橋 依里

 

角田 光代

1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞、小説家としてデビュー。1996年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、1998年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、1999年『キッドナップ・ツアー』で産経児童文学賞フジテレビ賞、2000年同作で路傍の石文学賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、2005年『対岸の彼女』で第132回直木賞、2006年「ロック母」で川端康成文学賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞受賞。2013年『紙の月』で柴田錬三郎賞受賞。近著に『拳の先』(文藝春秋)『なんでわざわざ中年体育』(文藝春秋)など。

角田 光代 写真=垂見 健吾

 

【ナビゲーター】

五所 純子

文筆家。映画や文芸を中心に、雑誌・書籍・パ ンフレットなどに寄稿多数。著書に『スカトロ ジー・フルーツ』(天然文庫)、共著に『199 0年代論』(河出書房新社)、『心が疲れたとき に観る映画』(立東舎)など。「月刊サイゾー」 にて「ドラッグ・フェミニズム」連載中。

五所 純子