IAWシリーズ第2回 西原尚「フューチャーヒューマン」2 /21(火)より

IAW(Ichihara Art Windowシリーズ)

ここ市原で、アートの大きな窓がオープンします。

 

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西原尚〈本当に反対なのか?〉パフォーマンス 2015 |撮影 須崎隆善

 

市原湖畔美術館の大きな窓のあるホールで、今、注目すべきアーティストの個展を開催するシリーズが始まります。今年度は、原游、西原尚、松本力の3人を紹介します。この3人は、それぞれが日本や海外で活躍しているアーティストですが、昨年の「アートいちはら2015春」IAAES(旧里見小学校、2015、千葉)で、展示やワークショップ、ライブを行い、大変好評を博しました。IAWでは、3人の作品や様々な活動を多方向から紹介します。市原の大きな窓から、3人の世界をぜひご覧ください。

 

 

展覧会概要:

西原 尚 Nao Nishihara 「フューチャーヒューマン」

手を使って作る。これが未来。

 

会期:2017年2月21日(日)〜3月12日(日)

会場:市原湖畔美術館 多目的ホール

入場料:入館料は展覧会ごとに異なります。

当館のウェブサイトから、各展覧会の入館料をご確認いただけます。(中学生以下無料)

企画:カトウチカ

主催:市原湖畔美術館(指定管理者:株式会社アートフロントギャラリー)

 

展覧会関連イベント:

2月26日(日)14:00~ 音のパフォーマンス

3月12日(日)14:00~  音と絵のパフォーマンス「春の野あしび」 ゲスト:藤田龍平

 

作家からのメッセージ

対戦型ボクシングゲーム。コントローラーを両手に相手と試合をする。痛くないし、血も出ないし、楽しい。でも、何かが足りない。においも無ければ、疲れも無い。相手の目つき、会場の声援。VR(バーチャル・リアリティー)の世界は目覚ましく発展しているが、まだまだ情報量が少ない。現実世界の情報量に追いつくには、あと何年かかるのだろうか。ここでひとつの木のお椀を想像してみよう。ドラマに溢れている。お椀の曲線に見える職人の技と汗とセンス。木を削るひとつひとつの工程、木屑の匂い。親子代々のお椀職人なのだろうか、若い職人か年寄りか。気づけば自分の手にぴったり馴染んでいる。そういえば、この木は桜だろうか欅だろうか。木の高い部分だろうか、それとも低い部分だろうか。ああ、みそ汁がおいしい。

 

人の手足の能力について考えてみたい。体を使って作ることの意味を確認したい。これからもずっと続く手を使った仕事。未来を見つめて手を動かす、フューチャーヒューマン。

(西原尚)

 

Ichihara Art Window シリーズについて

アートの大きな「窓」がオープンします。

日々違う新しい風景、未知の世界がそこに現れます。

この「窓」は、私達が見ている世界と、見えない次元の世界をつなぐ回路でもあります。

アーティストや、アートに触れた人は、「窓」を大きく開くことが出来るのです。

 

IAW シリーズ・キュレーター・カトウチカ

 

 

西原 尚(美術家)について

二つの耳で歩き、世界を聞く。音の研究、音の美術、録音、パフォーマンス、楽器制作、などの活動を展開。最近の展示、「Cyber Art Festival 10」(St. Petersburg、2017)、「Ende Tymes VI」(Knockdown Center、NYC、2016)、「六本木クロッシング2016」(森美術館、東京、2016)、「IDIO Soundlab」(個展、IDIO gallery、NYC、2016)、「耳のみち」(個展、Kunstraum Kreuzberg Bethanien、ベルリン、2015)、「燈著你回來」(寶藏巖國際藝術村、台北、2015) など。またパフォーマンスも、Experimental Intermedia (NY)、Issue Project Room (NY)、Avant Art Festival(ポーランド)、SKC及びMacura Museum(セルビア)など各所で展開。共訳書に『サウンドアート』(アラン・リクト著、木幡和枝と荏開津広と共訳、2010)、『ミュージック』(H.U.オブリスト著、内山史子、他と共訳、2015)(いずれもフィルムアート社)。

http://nishiharanao.blogspot.jp/