2016.10.01.sat – 2017.01.09.mon

ワンロード:現代アボリジニ・アートの世界 展

IR 5177.0002

ノーラ・ナンガパ、ノーラ・ウォムピー、ブーガイ・ワイルター、クームパヤ・ギルガバ

《クンクン》Kunkun、2008年、オーストラリア国立博物館蔵

 

1,850 キロの砂漠の一本道(ワンロード)をアボリジニ・アーティストたちは旅した。

失われた歴史を誇りを取り戻すために―

 

この度、「ワンロード:現代アボリジニ・アートの世界」展を、国立民族学博物館において2016 年6 月9 日より開催いたします。本展は大阪・国立民族学博物館を皮切りに香川県立ミュージアム、千葉・市原湖畔美術館そして北海道・釧路市立美術館へ、約1 年をかけ日本全国を巡回いたします。

 

オーストラリア西部の砂漠地帯を縦断する一本道(ワンロード)、キャニング牛追いストックルート。今から100 年以上前、ヨーロッパから来た入植者が北部の牧草地から南部の食肉市場へと牛を移動させるために切り拓いたこの道で、先住民アボリジニは初めて「白人」と遭遇し、その生活を激変させることになります。

「ワンロード」展は、かつてそこに住んでいたアボリジニとその子孫であるアーティスト60 名が、2007 年に1850 キロの道を5 週間にわたって旅をし、「白人」の側からしか語られて来なかったキャニング牛追いルートの歴史をアボリジニ自らがたどり直す過程で描いていった絵画を中心に、映像、写真、オブジェ、言葉によって構成される、アートと人類学を
架橋する稀有でダイナミックなプロジェクトの記録です。

多文化・多民族国家オーストラリアが国家プロジェクトとして実現し、本国で22 万人を動員し大きな成功をおさめました。オーストラリア国立博物館所蔵作品中、最高の価値を放つ作品群がいよいよ日本に初登場いたします。

 

1)会期:2016年10月1日〜2017年1月9日
2)入館料:一般:800 円( 600 円)、65 歳以上の方・大高生600 円( 500 円)、
(中学生以下・障害者手帳をお持ちの方とその付添者1 名は無料)
3)主催:市原湖畔美術館(指定管理者:株式会社アートフロントギャラリー)
4)共催:オーストラリア国立博物館
5)助成:Catalyst – オーストラリア芸術文化基金/オーストラリア外務貿易省/オーストラリア大使館
6)協賛:キャセイ・パシフィック航空会社