■終了しました■2014.06.21.Sat.-09.15.Mon.
プリントって何?―境界を超えて―What is Print?-Beyond the Border
版画という技法の根幹にある「版[プリント・Print]」という概念。本展では、そこを表現の基盤としながらも、発展させ、新たな可能性を追求する国内外の作家12名を紹介します。「版画」でありながら、「版画」の領域を超えた、作品40点余りを展示予定。活躍するアーティストを呼び、新しい版表現に取り組むシンガポールの版工房STPIからの作品(エコ・ヌグロホ、ロナルド・ベントゥラ、ヤン・ヘギュ、リン・テンミャオ)も注目です。
出展作家一覧:
大坂秩加、大西伸明、小野耕石、斉藤里香、中西信洋、エコ・ヌグロホ[Eko Nugroho](インドネシア)、ロナルド・ベントゥラ[Ronald Ventura](フィリピン)、元田久治、ヤン・ヘギュ[梁彗圭](韓国)、湯浅克俊、リ・ソミ[李瑞薇](韓国)、リン・テンミャオ[林天苗](中国)(姓50音順)
会期:2014.6.21 (Sat) to 9. 15 (Mon), (月曜休館)
開館時間:10:00-17:00(土・日・祝は延長あり、最終入館は閉館の30 分前まで。
観覧料: 一般700 円(600円)、大高生・65 歳以上500 円(400円)()内は20名以上の団体料金/中学生以下・障害者の方(同伴者一名まで) 無料
主催:市原湖畔美術館 (アートフロントギャラリー)
協力: Singapore Tyler Print Institute (STPI)
図版:エコ・ヌグロホ, Photo Series (Yes is for Yes, No is for No) 2013, C-type print, 122 x 182 cm, On loan from STPI, Singapore, Photo Courtesy of the Artist/ STPI
本展の作品詳細情報等、当館Facebook ページにて毎週金曜日にアップしております!
合わせてご覧ください。
https://www.facebook.com/ichiharalakesidemuseum
企画展関連イベント
■ ギャラリートーク 「プリントって何?」
日時:2014年9月13日 (土)13:00~(1時間程度)
場所:市原湖畔美術館 企画展示室
講者:小川栄太郎氏(STPIプロジェクトリーダー)、元田久治氏(本展出品作家)
聴講無料(入館料別途)
本展で協力いただいたシンガポールの版画工房STPI (シンガポール・タイラー・プリント・インスティチュートSingapore Tyler Print Institute )からプロジェクトリーダーである小川栄太郎氏がSTPIの取り組みや、工房での今回出品の4名作家のレジデンス期間に制作事例を紹介します。なお、本展の出品作家・元田久治氏が、新作についてご紹介いただく予定です。この後、展示室を巡りその作品の秘密を探っていきます。
STPIについて
本展の国外の4名出品作家は、シンガポールの版工房 STPIの協力を得て展示するものです。STPI は、2002年にシンガポール政府が立ち上げ時に出資してつくられた、版画工房兼製紙工場兼ギャラリーという、「版画」に特化した組織です。アジア最大級の製紙工場を持ち、卓越した版制作技術で新たな表現を生み出しています。 また、印刷媒体を利用した新しく、革新的な技術の発展と追求のためにビジティング・アーティスト・プログラム(Visiting Artists Programme)を通して、時代を代表する現代アーティストと共同に活動しています。
紹介する作品:
エコ・ヌグロホ[Eko Nugroho](インドネシア)、ロナルド・ベントゥラ[Ronald Ventura](フィリピン)、ヤン・ヘギュ[Haegue Yang](韓国)、リン・テンミャオ[林 天苗](中国)
元田久治氏について
1973 年熊本県生まれ。2001年東京藝術大学大学院美術研究科修士課程絵画(版画)専攻修了。2009-10 年文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてオーストラリア、アメリカに滞在。
■日曜ガイドツアー
日時:2014年8月17日(日)、24日(日)、31日(日)、9月7日(日)、14日(日)14:00~14:30
ガイドスタッフが企画展の解説を行ないます。
予約不要/ミュージアムショップ前集合。
■【終了しました】 オープニング・アーティスト・トーク「プリントって何?」
当日の様子
日時:2014年6月21日(土)14:00~15:30
場所:市原湖畔美術館 多目的ホール
定員:80名
トーク参加作家:大坂秩加、大西伸明、小野耕石、斉藤里香、中西信洋、湯浅克俊 、岩崎玉江(STPIレジストラー/シニア・プリンター)
モデレーター:花房太一(アート・コメンテーター)
「版画」いうジャンルのもつ既成概念とは何か、これまで一体どんな表現が「版画」と呼ばれてきたのでしょうか。トークでは、展示参加作品を紹介しながら、既成ジャンルを超えた現在の「版=プリント」のありかを検証します。また、本展展示協力のシンガポールの版画工房・STPIからプリンターである岩崎氏も登壇し、工房での制作事例を紹介しながら、日本と国外の「版表現」の違いについて探っていきます。
■【終了しました】 「木村崇人と大空に浮かぶレジャーシートをつくろう!」
当日の様子(写真:加藤清市)
日時:2014年8月3日(日)10:00~16:00
場所:市原湖畔美術館 芝生広場
定員:50名(先着順)
参加費:1000円
詳細はこちらのイベントページ(http://lsm-ichihara.jp/event/nikko)をご覧ください。
申込はこちら(http://lsm-ichihara.jp/event/how_to_apply)まで
また、同日は、リニューアルオープン1周年を記念して、市原湖畔美術館 建築&デザインツアーを開催します!
日時:2014年8月3日(日) 14:00〜15:00(予定)
場所:市原湖畔美術館 エントランスホール集合
参加申込不要
市原湖畔美術館の改修設計を手がけたカワグチ・テイ建築計画の川口有子さん、鄭仁愉さん、館内のVIデザインを手がけた色部義昭さんをツアーガイドに迎え、建築・デザインの観点から美術館をまわります!
上記レジャーシートワークショップとの同時参加も可能です。